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古生物の擬人化

オフィス ジオパレオントから刊行された『古生物擬人化図鑑(電子書籍)』にて何枚かイラストを描かせて頂いております。
こちらの宣伝を兼ねて今回擬人化したキャラについてしゃべろうと思う。

本書はこちらから購入出来ます。


古生物擬人化図鑑 Puboo

書籍のタイトルどおり大昔の生き物を可愛く擬人化したイラストで見る図鑑です。
古生物のみを扱った擬人化図鑑は珍しいかもしれないですねー。
扱っている古生物の幅は広く、アノマロカリス、アンモナイトの仲間、三葉虫の仲間、古代魚、有名な恐竜が多数あったり、絶滅ほ乳類などなどなど…、古い時代から順を追って紹介されております。
解説も力が入っており1種づつ事細かに説明されているので知識の補充もバッチリです。
日々研究が進み見解の変化が著しい古生物学の最新の情報を得ることが出来るでしょう。

サボは4種の古生物の擬人化を担当しました。
カンブロパキコーペ、ディクラヌルス、ディメトロドン、シファクティヌスの4種。
その中からディクラヌルスをピックアップしてちょっとした後日談を・・。

ディクラヌルスとは3億年くらい前に生きていた三葉虫の一種。
3億年ってさらっと言えるところが古生物学のすごいところですよねー 有史何個分だろう…
まーここで触れるのはディクラヌルスの擬人化キャラについてなので、それ以降の知識面は本書を見てみて下さい!

コレがディクラヌルスです。

ディクラヌルス
少し間違ってるかもしれないけどこんな雰囲気の三葉虫ですね。
絵だとこんなですが化石の写真はものすごくカッコイイです!
トゲトゲ&巻き角…まさに厨二の権化のような風貌。
神様が生物を創ったというのなら間違いなくこのとき神様は厨二病を患っていたはず。黒歴史が化石となって出てきた訳です。

そんなディクラヌルスをこんな感じに擬人化させて頂きました。



ディクラヌルス

こちらのイラストは製品版とは違うものとなっています。あしからず。
というかこの記事用の書き下ろしです。

大きな盾を持ち具足を纏った女の子ですね^^
スッキリした色でまとめて、ちょっと主人公な雰囲気を意識してたりします。いわゆるガンダムカラー。
巨大な二股テールはもちろん角を表現しています。
ディクラヌルスの刺は身を守るための武装で、刺の付いた盾はそこを意識したものになっております。
制作を依頼されたら最初にアイデアスケッチを描くのですが、そのときでは全部の案に武器を持つキャラを描いてしまい「自ら攻撃しない」ことを指摘された記憶があります…。なっとくです。
この手のキャラ作りでは自分っぽさを出す方針でわりと勝手にやってたんですが、それ以降は依頼主の古生物に対する並々ならぬこだわりと愛を尊重し、元となる古生物の特徴を分かりやすく擬人化にシフトするスタイルに切り替えました。…でも可愛さが破綻しない程度でね。

で、
盾は2つ持たせているのですが、四方八方に伸びる刺をシルエット的に見せるための苦肉の策です…。
そしてこの盾にはこんなギミックがあったりします


ディクラヌルス後

2枚を背中で合わせられるんですよ!!

こういうことを考えても1枚絵の依頼ではあまり意味がないんですよね。
もちろんこのことを依頼主にはプレゼンしていません。
したところで十中八九スルーされます。
動画とかゲームだったら少しは効果があるんですが…。
ちなみに製品版ではこのことがウヤムヤになって噛み合ない形になってしまったのが心残りですね。

あと盾に付いてる模様。
これはディクラヌルスをモチーフにした家紋です!
抜かりなく自己満足を投入するのが本物の紳士なのだよ。

dicra_kamon.jpg


そんなこんなで、こちらの「古生物擬人化図鑑」に興味を持たれた方はぜひ!

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